昨日京都へ行って来ました。
主たる目的は観光ではなかったんだけど、
目的終了後、京都駅周辺を散歩しました。
天気は「くもり時々晴れ」、
活字だけ見ると、過ごしやすそうな感じなんだけど、
おっとどっこい。
ムシムシ、ジトジト、
頭から、顔から汗が噴き出してくる。
昼食時に少~し生ビールを飲んだからなのか、京都だからなのか……
とにかく暑くて、1~2時間歩いただけでヘトヘトになり
4時頃にはギブアップ状態に。
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で、今日の一枚は、その散歩途中で見つけた
民家の屋根の軒先に乗っかっている20cmほどの小さな人形。
その正体は “鍾馗(しょうき)さま”。
鍾馗様 と判ったは帰宅後webで調べてから。
googleで「京都 屋根 魔よけ」と入力したら出てきた。
48,900件も。
『鐘馗(しょうき)さんをご存知ですか??』 とか
『Yahoo!オークション - 古い鬼瓦 鍾馗さん 京都の屋根 魔除け 美品』
とか とか
築後ある程度年数が経っているような民家の屋根の軒先に鍾馗様が立っている。
広島などでは全く見かけることのないので、すぐ目に留まった。
駅前の比較的新しい家が立ち並ぶ裏道を少し歩いただけでも
いくつかの鍾馗様を見つけた。
姿、形も様々で、丁度沖縄のシーサーのようなもののようで
魔よけの神様らしい。
webによると、中国唐の玄宗皇帝の夢枕に現れ鬼を退散したという 魔よけ・火除けの神様で、
家を守ってくれるということで京都では屋根の上に置いてあるようです。
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私の生まれ故郷の尾道に“べっちゃー祭り”というのがあって、
この祭りの主役が“ベタ”“ソバ”それから“ショーキィ”と呼ばれる
鬼のような顔をした3人の神様。
その神様がササラや棒を持って子供を追いかけまわす。
ショーキィ……しょうき……鍾馗……鍾馗様
人の名前同様何も考えずに呼んでいた名前だけど
今日初めて“ショーキィ”様の正体が判りました。
そのべっちゃー祭りも京都の屋根に乗っかている鍾馗様同様、
厄除け・魔よけのために始まったと伝えられているようで、
神様の持つ棒などで頭をたたかれたり、体を突かれた子供は
1年間の無病息災が約束されるといわれているそうです。
ちなみに、私が御幼少の頃、怖いもの見たさで出かけた“べっちゃー祭り”ですが、
その神様に追いかけられた時には、その効能など知る由もなく、
只々、あまりにもの恐怖に泣きわめきながら逃げ廻っていたのを思い出しました。
ショーキィ様、鍾馗様、全国各地いろんな姿・形・謂れとなって
活躍されているものと想います。
撮影場所は「広島フォト散歩map:京都市下京区橋詰町」を参照ください。
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