2010年5月23日

ねこ写真展

<絞り:f6.3 測光:スポット 露出補正:0.0EV 1/25秒 ISO100>
 

いま、広島アルパーク天満屋で動物写真家の岩合光昭さんの写真展が開催されています。

『岩合光昭の猫』

すごい人気で行列しながらの観覧となりました。

 

日本全国で撮られた150作品の写真が展示されていたのですが、

一枚一枚に岩合さんのプチコメントが添えらていて、

ネコへの愛情が伝わってくるようで、やさしくなれる一日でした。

 

と、いうことで今日の写真はネコ。

宮島の厳島神社の裏通りで撮った一枚です。

 

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先日のブログでも触れましたが、5/25~1週間の予定で

北海道旅行に行ってきます。


苫小牧からスタートするのだけれど、1週間では

当初計画していた釧路、根室まではどうも行けそうにもありませんが、

牧場、襟裳岬、十勝ばんえい競馬などなど

ゆっくり、のんびりしてきます。

 

 

2010年5月20日

水墨画

<絞り:f6.3 測光:スポット 露出補正:+1/3EV 1/125秒 ISO100>
 5/20 6:13

 

朝目覚めた時、ベランダから臨む大野瀬戸は霧で真っ白。

日の出の時刻はとっくに過ぎているのだけれど

日が射すこともなく、もたっ…とした静かな朝でした。

 

やがて、宮島航路のフェリーが運航される時間になると

姿が見えない海から しきりに警笛だけがどこからともなく聞こえてくる。

 

少し風が吹いたのか、海を覆っていた霧が動き

宮島の東端、聖崎が水墨画のように

ぼや~と姿をあらわした。

 

と思ったら あっという間に元の真っ白い景色に・・・・ (>_<)

 

 

2010年5月19日

バッタの赤ちゃん

<絞り:f6.3 測光:中央重点 露出補正:+1/3EV 1/125秒 ISO100>
 

少し古い話になるけど、

2007年8~9月に

NHKの「知るを楽しむ~この人この世界~」という番組で

“虫の目になりたい”というタイトルの放映があった。

昆虫写真家 栗林 慧(くりばやし さとし)さんの撮った写真や映像、

また人となりなどが紹介された。

 

その内容は部分的にしか覚えていないのだけれど、

当時、尾道へ行った時に時間潰しで入った書店 啓文社で

たまたまその番組の本(650円でした)を目にし衝動買いした記憶がある。

 

数日前、その本を書棚でまた、たまたま見つけ再度それを読み返している、

と言っても当時いつでも読めると思い斜め読みしただけで終わっていた。

 

この栗林さん、


( ↑ クリックしてみてください)

など昆虫のアップを自家製レンズにより“虫の目”で見える風景を再現し、

一躍有名になりました。

 

なんとも不思議な写真です。

超近距離~遠景までピントが合っている。

バッタがまるで人ほどの大きさに見える。

マクロレンズなどで近くにピントを合わせると遠景(数cm先から)はボケてしまう。


と、いうことでその数cm先からボケてしまう悪い見本?

(私はこれで気にいっているのだけど)

の写真を一枚。

バッタの赤ちゃんです。

大きさは1cmぐらいだったと思います、

ハコベやイヌフグリなど小さな花を例の如く突っ伏して撮っている時に

草の根元をうろうろする小さなバッタを見つけました。

背中の羽もまだ生えてなく、

しかしイッチョマエに後脚でピョ~ンと数cm飛び跳ね、

「もうワンポーズを!」とバッタにお願いする前に見失ってしまいました。

 

 

それから余談だけど、この栗林さん

蟻の巣穴の中の様子を撮りたいが為、

巣穴に沿って3mもの穴を掘ったそうです。

 

凡人の私はそういうことも思いつかないし、穴掘りもできない…

 

 

2010年5月17日

プチ天体ショー

<絞り:f8 バルブ撮影 10秒 ISO100>
 
 
昨日、『1000人のチェロ・コンサート』の後、
ついでに久しぶりの都会をうろうろし帰宅したのが20時前。
玄関口で何気なしに空を見上げると月と星が並んでいました。
  

今朝の新聞を見ると金星と月大接近との記事。
事前に知っていれば平和公園とか、大都会のビルとか、チンチン電車とかと
いっしょに撮っていたのだけど…… 残念
 
 地上の星 屋並みの灯火といっしょにパチリ
 
 

2010年5月16日

浮遊

<絞り:f5.6 測光:分割 露出補正:-2/3EV 1/10秒 ISO800>
 

今日(5/16)広島グリーンアリーナへコンサートに行った。

『第4回1000人のチェロ・コンサート~広島から世界平和の願いを込めて』

 

第1回目は、あの阪神・淡路大震災の犠牲者にささげる鎮魂歌として

神戸で1998年に開催された。

 

私はその第1回のコンサートのCDを当時入手し、

我が家のオーディオで1000台のチェロが奏でる音を耳にし、それなりに感動したのだけれど

是非一度1000人のチェリストが一斉に演奏する生の音を

聞いてみたいと切に望んでいた。

 

メジャーなチェリストと言えば、

先ずはバッハの無伴奏チェロ組曲などで有名なヨー・ヨー・マ、それから

TV番組“世界の車窓から”のテーマ曲を弾いている溝口 肇、

広島にも来た“ベルリンフィル12人のチェリストたち” ぐらいかな?

 

1本ましてや12本のチェロで感動するのだから1000本のチェロだったら…

 

14:00 コンサートが始まった……

あの広いグリーンアリーナに、

あのチェロの柔らかい、重厚な、包み込まれるような音で溢れた。

目を瞑っていると、まるで雲の上にでも浮遊しているような気持ちになった。

最初の音を聞いた時に涙がでそうになった、

のは私だけでしょうか?

 

 

写真ですが、演奏フロアの周り、演奏者のすぐ後ろにチェロの数だけ色とりどりのチェロケースが

まるでモアイ像のように並んでいる絵はチョット面白かった、です。

  

  

2010年5月14日

夜道


<絞り:f29 測光:スポット 露出補正:1.0EV 55秒 ISO400>
 

この写真を見てすぐに何処か判る方はすごい!

舗装もされていない山道にも関わらず街灯が備えてある場所。

撮ったのは数年前の秋、深夜22時過ぎ、

心地よい冷たい空気が体を包み込む。

場所は、北海道富良野

新富良野プリンスホテルの少し下にある

“ソーズバー”からの帰り道です。

このソーズバー 2008年秋に放映された

『風のガーデン』の舞台にもなった。

もちろんあの脚本家 倉本聰によるもの。

近くには、ニングルテラスや喫茶店 森の時計もある。

この道、夜中歩くと熊でも出てきそうな雰囲気なのだけど

早朝歩くとエゾリスやキツツキにも出会える。

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今月末に北海道へ行けることとなった。

富良野、美瑛には、絶対行きたいのだけれど

断腸の思いで、今まで行ったことの無いところに決めた。

いつもどおり、細かな計画はまだ決めていない。

どうせ、決めても景色によって予定も変わる、と思う。
 

千歳から南に降りて苫小牧⇒襟裳⇒釧路⇒根室⇒野付半島⇒帯広

まで行ければいいのだけれど……

今回のテーマは

『仔馬に出会い&ホッキ貝・ジンギスカンを食べ、太平洋を満喫する旅』

そして旅雑誌に出ていない景色に出会う旅

写真の夜道にも近い将来もう一度どうしても歩きたい。
  
 

2010年5月12日

ワラビ採り

<絞り:f4.5 測光:スポット 露出補正:+1.0EV 1/640秒 ISO100>
 

今年も安芸太田町深入山へワラビ採りに出かけた。
4/30のBLOG「少し遅い春」でも少し触れましたが、
ここ数年、ワラビ採り&春満喫ドライブが恒例行事になっています。
昨年より1週間遅い5/9に行ったのだけど、
ワラビと一緒に迎えてくれるスミレやリンドウなどの花が、
まだほとんど咲いていない、
ので、一所懸命ワラビ採りに精をだすこととなり、
スーパーの中袋いっぱいの成果となりました。
 
写真は、前回のタネ繋がりでタンポポのタネ。
ワラビ採り後、恒例のコース、北広島町東八幡湿原での一枚です。
足元に広がる草っ原で、
 
こんな格好で、スミレやタンポポと1時間ほど過ごしました。
 

2010年5月9日

スミレの種

<絞り:f6.3 測光:スポット 露出補正:0.0EV 1/5秒 ISO100>
 

スミレは春先に開花した花の多くは受粉することなくそのまま枯れてしまいます。

ところが、花の時期が終わり人が見向きもしなくなったころから秋にかけて

種だけの花を咲かせます。

これを閉鎖花というそうです。


 

今日の一枚がその閉鎖花です。

熟していない時には葉っぱの下に隠れていますが、

熟すとともに実をもたげ精一杯上に向け、

エイリアンの卵のように、先から三裂します。

やがて、種が入っている下側の鞘が徐々に乾燥し縮こまり、

丁度私たちがビールの友 枝豆をつまむように、

種を遠くへ弾き飛ばし、陣地を人知れず広げています。

 

 

**お知らせ**
 お知らせが少々遅くなりましたが、

私の友人のBlog「大番頭の戯言日記」にリンクさせていただきました。

あの「北の国から」で有名な脚本家倉本聰を敬愛しつつ、

日々の出来事、思ったこと、などなど

真面目に、おもしろ、おかしく綴られています。

右の“**りんく**”欄から訪問してみてください。

 

 

2010年5月5日

秘郷 井仁の棚田

<絞り:f9 測光:中央重点 露出補正:0.0EV 1/125秒 ISO100>
 

廿日市市阿品⇒吉和⇒安芸太田町筒賀⇒北広島町豊平ルートの

ドライブ日記第3回目

 

今日の一枚は筒賀の井仁(“いに”と読みます)

吉和から国道186号を筒賀川沿いに東へ向けて走らせていると

戸河内インタの手前で“井仁の棚田は右折”との案内があった。

 

今年の3月に能登半島へ旅行に行った時に訪れた

“白米の千枚田”の風景が脳裏をよぎり、

能登の棚田を見たのに お膝元広島の棚田を知らんかったら

いけんじゃろう!と思い反射的に右折。

 

右折した道は県道303号線、民家も疎らなこの地域、直ぐ着くと思いきや

途中の案内板を見ると3km先とのこと。

上り坂の山道、思いの他きれいに整備されていて道幅も離合十分なのだけれど

「ほんまにこんなところに棚田があるんじゃろうか?」と疑いたくなるほど

山頂に向けてどんどん上る。



やがて、上りきったところで離合困難な細い200mほどあるトンネルを抜けると

いきなり目前に桃源郷のような田園風景が広がった。

先人たちがどのようにして、この地に住み着いたのか、と思わせるほど

隔絶された地と思われ……

 

井仁の棚田をWEBで調べると井仁在住の方が

すばらしいHPを開設していたので紹介させていただきます⇓


井仁地区の歴史、写真、道順 等々紹介されている。

 

山の斜面に合わせて形作られた不揃いに重ねられた田んぼには、
 
水が引かれ田植えが始まっていた。

 

それから、上記HPで知ったのだけど、

棚田の石垣ですが古いものは500年ほど遡るとのこと。

写真をよ~く見ると上下・左右石垣ごとに様子が違うのがわかる。

  

  これで“日本棚田百選”2つ目制覇

3つ目はどこになるのか?!

 

 

2010年5月3日

萌える

<絞り:f14 測光:スポット 露出補正:-1/3EV 1/50秒 ISO100>
 

秋の紅葉ではありません。

昨日に続き、廿日市市吉和方面へドライブに出かけた時に

撮った1枚です。

撮影場所は、国道184号線沿い“魅惑の里”から1kmほど手前。

 

モミジの木と思われ、樹高は6~7mほど

新緑で溢れる景色の中、真っ赤に萌える姿が一際目立ってました。

  

これも新緑と言うのでしょうか?

 

 

2010年5月2日

赤いドングリ


<絞り:f6.3 測光:中央重点 露出補正:+1/3EV 1/100秒 ISO100>

 

昨日(5/1)GWということで観光地での渋滞を避け、

広島県北部へドライブにでかけました。

ドライブルートは廿日市市阿品⇒吉和⇒安芸太田町筒賀⇒北広島町豊平へ。

 

天気良好、春満開でした。

 

山には、フジ、ツツジ、

そして瀬戸内海沿いは既に散ってしまった桜や桃の花が咲き、

木々は色とりどりの新芽が芽吹き、

春が一気にやって来たような感じです。

 


今日の一枚は、吉和で撮った足元の春。

昨年の秋地面に落ちたドングリ。

固い殻を割り大地に根ざそうとしています。

 

私の知っているドングリの身はピーナッツのような黄色っぽい白色…

発芽時に赤くなるとは知りませんでした。