2016年9月30日

美和町 ヒガンバナ <その3>



岩国市美和町の秋景色


吉賀町へ向う途中、気になっていたこの景色
帰路に撮ることができました。


吉賀町のヒガンバナ群生地、棚田もすばらしかったけど、
多くの人がカメラを向けることのないこちらの景色のほうが印象的だったかも‥‥











2016年9月28日

吉賀町 ヒガンバナ <その2>




吉賀町ヒガンバナ群生地から “ 大井谷の棚田 ” へ向います。


その道中、道路沿いを彩る蕎麦の花とヒガンバナに惹かれて途中下車です。
(1~2枚目)





日本の棚田100選の1つ、大井谷の棚田は久々の好天に恵まれ稲刈りの真っ最中

稲刈りと合わせてはざかけ竿の組み立て中です。


(おじいさんには撮影の了解をいただています)       



古くは室町時代、600年もの歴史があるそうです。


棚田のあちらこちらには、てこでも動きそうにもない巨石(下の写真にも写っています)がありましたが、大小様々な石を美しいほどに積み上げられ、先人たちの想像を絶するほどの労苦が偲ばれます。








これにて、初めての撮影地となった吉賀町の撮影は終了です。

次は終回、吉賀町からの帰路途中 岩国市美和町の稲田風景‥‥


2016年9月25日

吉賀町ヒガンバナ <その1>



島根県吉賀町のヒガンバナ群生地、初の訪問です。

7時過ぎに家を出て途中道の駅に寄りながら現地10時到着、
天気はピーカン、気温も予想外に高く拭いても拭いても納まらない汗にタオルを鉢巻にして応戦です。



広島では三次市吉舎の群生地が有名ですが、ここは約3ヘクタールと広く吉舎より広いかも‥‥




散ってしまった花も多く、数日来るのが遅かったようです (´_`。)













次は同町にある日本の棚田100選の1つにもなっている“大井谷棚田”へ向います。


2016年9月21日

北広島町 秋の草花 その4



前回に引き続き、赤い蕎麦 高嶺ルビーです。



当日は生憎の曇り空、高嶺ルビーと青空のコラボ撮影は叶わず。

ただ、ほぼ無風だったのでマクロレンズで何枚か撮ることができました。

引きで赤く染まる蕎麦畑もきれいですが、ひとつひとつの小さな小さな花を撮るのも楽しいものです。

時間が経つのも忘れてしまいます。

が、ファインダーを覗き込んでのマニュアルピント合わせ、そして体勢は中腰
終る頃には、目と腰は悲鳴をあげます (。>0<。)










北広島町初秋の草花はここまで


2016年9月20日

北広島町 秋の草花 その3




その3は北広島町ドライブの主役、赤蕎麦です。



赤蕎麦は “高嶺ルビー” という薔薇の花でも想像しそうな高貴な名前。
しかしながら蕎麦畑に近づくと薔薇のような高貴な香りはなく、蕎麦独特の香り?でチョット苦手な方もいるかもしれません。


2年初めて訪れた時よりも耕作地が3倍ほどに増えていました。
蕎麦の評判が良かったのか?、はたまた耕作放棄地が増えたのか?
前者であればいいのですが‥


ちなみにこの蕎麦は、耕作地から1Kmほどの所にある八幡高原 “かりお茶屋” で食べることができるとのことです。















その4へ続く。

2016年9月19日

北広島町 秋の草花 その2






“その2”も“その1”に引き続き、八幡湿原で撮影した草花です。








先ずは、コンペイトウのような可愛い花の『ミゾソバ(溝蕎麦)』です。

前回のアケボノソウ (曙草)とは違って少々可哀想な名前ですが、群生して咲く姿はアケボノソウ以上に鮮やかで観る人を惹きつけます。
一つの花はほんの数mmという小さな花ですが、花先のピンク色にも株毎に濃淡があり見ていても飽きることがありません。
私の大好きな草花のひとつです。






湿原のススキ原の中で見つけたトンボ、帰宅後調べてみるとノシメトンボ(熨斗目蜻蛉)という名前のようです。
メスでも探しているのか見通しがいい少し高い枝先に留まっていました。
人をあまり恐れないのか2mほどまで近づいても頭をキョロキョロさせて警戒しているような素振りはするものの飛び去らなかったので、、、、ススキをバックにパチリ






最後は、ススキ野原に赤い実を付けた『カンボク(肝木)』の木です。

真っ赤な実はユスラウメに似て酸っぱ美味しそうですが、鳥も食べない(ほど不味い?)そうです。





その3へ続く。



2016年9月17日

北広島町 秋の草花 その1




赤い花の蕎麦がそろそろ満開の時期を迎え、1~2週間ほど前からブログなどにアップされ、新聞にも先日記事が掲載されました。

もう少し先にと考えていたものの近づきつつある台風の影響も気になるし、しばらくは好天に恵まれそうにもないので、思い立ったように北広島町へ出かけることに‥‥  。



赤蕎麦の前に昼食を兼ねて八幡湿原に咲く小さな草花を撮影です。


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先ずは 『トリカブト (鳥兜) 』 (上・下)です。

ある事件から世間の注目を浴び有毒植物の代表のような存在となりました。
希少な植物かと思いきや湿地の中に結構咲いています。

撮っている間にも花蜂がトリカブトの蜜を吸いに飛び廻っていましたが、根から花の先、そして花蜂が美味しそうに吸っている蜂蜜にも毒があるそうで、あの小っちゃな花蜂が何故大丈夫なのか‥‥‥? 不思議なものです。






次に『 アケボノソウ (曙草) 』

花径2cm程度小さな花です。
花名は花弁の模様を夜明けの星空に見立てて名付けられたようですが、この花名に関わらずですが古人にはロマンチストが多かったようです。









帰ってから気が付いたのですが、上の写真の右上に咲く花の下に “口髭を生やしたお爺さん顔” を発見!

よ~く見ると顔の周りに長い脚らしきものが写っている、、、、、、ので、どうやら蜘蛛?っぽい
人面蜘蛛???


ピンボケですが下の写真のクリックすると拡大表示されます。
≪昆虫が苦手な方はご遠慮ください m(__)m ≫






その2へ続く。

2016年9月12日

青春18きっぷ 三江線の旅 <後篇>


江津駅から山陰本線に乗り換え15:21発 益田へ向います。


海沿いを走る山陰本線、山陽側では見ることができない景色が広がります。

思わずカメラを持って先頭車両へ


16:15 折居駅付近、曇りがちな空でしたが少~し太陽も顔を覗けてくれました。



海岸まで迫り出した小さな山々をくり抜いた短いトンネルがいくつも続きます。




車両先頭を陣取っていたのが、私とこのカープ帽子の“子鉄君”




定刻16:48益田駅に到着です。

次は山口線に乗り換えですが、出発は2時間後‥‥なので益田駅近くで夕食を済ませることに。



18:53 夕暮れ間近の益田駅

2分後には山口線で山口に向け出発です。





山口駅から新山口駅行きに乗換、21:09やっと瀬戸内側に帰ってきました。
新山口駅から山陽本線に乗換え 23:39定刻に阿品駅に到着です。



阿品駅からぐるり東廻り一周し阿品駅着 延べ16時間25分、通過駅数は133駅。

日帰りギネス記録達成です!










2016年9月10日

青春18きっぷ 三江線の旅 <中篇>


石見川本駅でのこと。

観光協会の方、それとも石見川本鉄道研究会の方でしょうか?
乗客一人一人に「どこから来られました?」と聞いておられました。
中には東京方面から来られた方もいたようで、
地名を聞くたびにその地にまつわる話に華が咲き、100名前後いた乗客全員には聞けなかったのでは!?

「今日は今までで一番多い」とも言っておられたような‥‥

三江線存続に向けた取り組みのひとつだと思いますが、本当にご苦労さまです。



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写真は、13:41上り電車(浜原行き)です。

前回紹介した “ アンティークなベンチ ” が設置ある2番ホームにこの電車が入線後、
13:43定刻に江津へ向けて出発しました。








座席が通路側しかも進行方向に背を向けていたので、車窓風景はあまり撮れませんでしたが、
秋を迎え収獲間近の稲穂は頭を垂れ、しかし種類によるものなのか植えた時期によるものなのか、稲に疎い私には良く判りませんが、一枚一枚微妙に色が違う多くの田んぼ、なかには既に稲刈りしている田んぼもありました。
また、農作業の手を休め走る電車に笑顔で手を振ってくれるおばちゃんたち、
初秋、島根県山間部の風景を満喫いたしました。



13:57 鹿賀駅付近の農の景色






石見川本駅から1時間と少し 14:54江津駅に到着です。

三次から江津まで4時間と52分、石見川本では1時間半の昼休憩もあり、なぜかホッコリするすばらしい路線でした。



写真は到着した江津駅2番・3番ホームの木組みの屋根







15:00  江津駅1番ホームから望むローカル色満載の駅構内


三江線15:17発に乗るために、多くの乗客でごった返す?3番ホーム




私はこれから山陰本線に乗り換えて益田へ向います。





≪後篇≫ へ続く

2016年9月6日

青春18きっぷ 三江線の旅 <前篇>


9月3日(土)、廃線が濃厚となっているJR三江線に乗ってきました。


廃線までには乗ろうと思っていたら結局乗らず終いとなりそうなので、思い立ったが吉日、日帰りは多少、いや結構キツイ計画ながら “青春18きっぷ” を利用し三江線を巡るプチ旅を満喫してきました。



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≪走行ルート≫

阿品駅  ~ 広島駅    (山陽本線)     07:14-07:43
広島駅  ~ 三次駅    (芸備線)        07:53-09:53
三次駅  ~ 江津駅    (三江線)        09:57-14:49
江津駅  ~ 益田駅    (山陰本線)     15:21-16:48
益田駅   ~ 新山口駅 (山口線)        18:55-21:09
新山口駅 ~ 阿品駅    (山陽本線)       21:14-23:39

と超ハードスケジュール

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08:23 芸備線下深川駅にて (9分間の停車中に)

ず~~~と昔のことですが、この近くに住んでいたことから少し懐かしくもあり記念撮影





三次駅定時到着、三江線への乗換時間はたったの4分間、記念撮影する間もなく三江線に乗車です。

当日土曜日、しかも中国新聞には三江線廃止に関わる特集記事も掲載され、青春18きっぷも利用期限間近と3拍子揃っていたことからなのか、2両編成の車両にも立ち客も出るほどの大盛況。


10:50 三江線江平駅~口羽駅間にて




12:09 石見川本駅定時到着です。
当駅出発時刻はなんと1時間半後の13:43、、、、、、ワンマン運転なので運転手さんの昼休憩?
本数の少なさもそうですが、これがローカル線の長閑さの極みかもしれません。

100名前後いる乗客も全員下車し(車両のエンジン停止のためか強制下車です)昼食タイムです。




13:14 石見川本駅2番ホームで見つけた座り心地の良さそうな風格あるアンティークなベンチ

ウィキペディアで当駅の開業を調べると1934年(昭和9年)とある。
その当時からじっと静かに多くの乗降客を見つめていたのかも‥‥





駅舎の出入り口付近に立て掛けられた幟旗、廃線が決まりつつある今、
存続を望む掛け声と思われるが空しく響く。


13:36 数分後には江津へ向けて出発です。





≪中篇≫ へ続く


2016年9月2日

瀬戸内 海景





日頃穏やかな瀬戸内海ですが、台風10号の影響なのか広島湾の西側に位置する宮島瀬戸にも白波が立つほどに。


瀬戸内の風物詩とも言える牡蠣筏と牡蠣漁船とざわつく海面をモチーフに一枚

≪8/31撮影≫