2011年12月31日

2011年思い出の景色


2011年もいろいろありました。
撮った写真を巻き戻して見てみると
つい先日のように思い出します。
そんなたくさんの思い出の中から数枚、ほんの数枚ですが、
思い出深いものを2011年の締め括りとして‥‥
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先ず最初は、広島県での一枚。
庄原市総領町のセツブンソウです。
とても寒い朝だったことを思い出します。
双子の幼子ように寄り添って開花するときを待っていました。



2枚目は、愛媛県伊予市の予讃線の春景色です。
海岸線の沿って走る線路脇にはたくさんの菜の花で彩られていました。


次に、岡山県総社市の備中国分寺です。
桃の花とのコラボ、別世界のようでした。


徳島県鳴門市北泊で出会った瀬戸内海に落ちる夕景です。
薄曇りでしたが、それが返って幻想的な雰囲気を醸し出していました。


最後は、何といっても今年一番のイベント 北の大地、北海道旅行です。
小樽から最北の地、稚内まで10日間に及ぶマイカーによる長旅でした。
見て頂きたい写真は山ほどありますが、
富良野を代表する観光名所ファーム富田の花畑です。

今年も残すところ、あと1時間と43分
2012年もよろしく (^^)v

2011年12月27日

宮島の裏側散歩 ~Part.4~


『Google-Map: 廿日市市宮島町 鷹の巣浦 』

裏道に入って初めて標識があった。
包ケ浦から2.9km、
結構なアップダウンだったので、もっと歩いたような気がする。
時刻も3時を回り、足も結構お疲れモードになったので今回の散歩は、
ここ鷹の巣浦を探索し折り返し点にした。

さて、ここ鷹ノ巣浦には戦争の遺構、砲台跡があります。
その一部がこの写真です。 


風雨に晒された赤黒く汚れたレンガの建造物は、
散歩途中で見てきたものとは全く異質な景観をみせていました。
また、海岸に近いため、台風などの影響によりかなり崩れていて、
当時(明治30年頃造営)の状況は想像もできないような姿となっています。
  
後から判ったことですが、ここより山手にも砲台跡があるようです。

宮島といえば、厳島神社が代表するような雅なイメージですが、
軍港呉などを防備するために、広島湾を望む島々に砲台が設営され、
宮島もその一端を担っていたのです。
  
2010.2.4『瀬戸内の鯨』を撮影した江田島市沖美町の砲台山(三高山)もその一つです。

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この度の『宮島裏散歩』シリーズはこれで終わりです。


往復12~3km、久々の長距離散歩でフェリー桟橋に着いたころには、
大鳥居に行く気力もないほど足もヘロヘロ、
また、対岸の街の灯がしっかり見えるほど暗くなっていました。
次回は、もう少し早目に出発し、あと2km程先の行き止まりまで行ってみたいものです。


2011年12月24日

宮島の裏側散歩 ~Part.3~



『Google-Map: 廿日市市宮島町 』


時刻は既に3時頃、

北側にそびえる弥山の向こうに日が沈むので、
4時半を廻るとうす暗くなると思われ、
クマはいないにしても、
暗くなってから人と出会う事のない、街灯もないこの道を歩くのはどうも心もとない。

そんなことを考えながら歩いているころ、
私の目の前に存在感たっぷりに現れたのがこの2枚の写真。


1枚目は、根元から幾本にも幹分かれした大きな樹。
いつ頃からこの地に根を張っているのだろうか‥


そして2枚目が、木陰で一休みしている角の立派な牡鹿。
この場所まで来ると、厳島神社周りにいる鹿と違い人の姿を見ただけで脱兎のごとく飛び逃げますが、
この牡鹿 私が5m程まで近寄ってもピクリともせず。

このあたりのボスなのか、堂々としたもの
 







2011年12月22日

宮島の裏側散歩 ~Part.2~

 
『Google-Map: 廿日市市宮島町 』
 
 
 
夏場海水浴で賑わう包ケ浦自然公園を眼下に望む場所までやってきました。
 
フェリー桟橋から約4km、
荷物は、カメラ2台と肩掛けのカメラバッグ(昼食用に買ったおむすび2個在中)、
それから三脚とウェストバッグ
日頃の運動不足も手伝い少し息もあがっています。
 
小休憩も兼ねての撮影です。 
 
前回(Part.1)の鹿が散歩してた堤防も、
手前の木の枝で少し隠れていますが、右上の方に見えます。
 
それから、昨年3月、下に見える砂浜で羽の一部が白いカラスを見つけたことも思い出します。
『白いカラス』参照ください≫

  
  
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公園の裏手から幅3mほどの曲がりくねり、上り下りながらの舗装路が
島の形をなぞりながら数キロ続きます。
 
 ただ、昼前に思い立ったようにスタートしたこの宮島裏散歩、
この写真を撮った時には既に14:10頃、
 
行ける所まで行ってみよう! 
 
  
  
  
  

2011年12月21日

宮島の裏側散歩 ~Part.1~


『Google-Map: 廿日市市宮島町 』


新シリーズ『宮島の裏側散歩』


宮島の裏側、つまり島の南側を久々に散歩してみました。


宮島桟橋から左に折れた途端に、
多くの観光客で賑わう厳島神社周辺とうって変わって
観光客のいない静かな宮島と出会えます。

ましてや、桟橋から2~3km、島の南側まで足を延ばすと島民も見かけなくなります。


それからもうひとつ、厳島神社周辺と大きく違うのが “鹿” たちの行動

人が一定の距離以上に近寄ると逃げていきます。


そう、桟橋や厳島神社周辺に住んでいる鹿たちに見習って欲しいほど‥


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新シリーズ『宮島の裏側散歩』の一枚目は、
堤防を散歩する鹿さんです。

この堤防は、近くに民家もなくて人が立ち入ることも少ないためなのか、
我が物顔でのんびりと散歩中



余談ですが、正面の海向こうに見える街は広島市
右端の山から少し突き出た白い建物は元宇品にあるプリンスホテル、
ここから広島湾が一望できます。



2011年12月17日

月夜 海景



12/14 22:40
翌日というか数時間後に“ふたご座流星群”がやってくる。
1時間に100個ほどの流れ星が観測できる、らしい ^^
 
夜明けまで粘るため、ピークより少し遅い午前3:00に携帯目覚しをセット完了!
カメラも三脚もレリーズも予備バッテリも準備完了!!
  
 
 
で、その前哨戦として冒頭の時刻に撮ったのがこの写真
 
満月から4日後、少し欠けた月に照らされた広島湾景です。
  ISO200で約4分間の露光。
 
バルブ撮影は暗闇で見ることができないものが写り込んだり、
予想もしない色が現れたり、、、
結構面白い。
 で、肝心要の“ふたご座流星群”
 
なんと目が覚めたのが6:30 (>_<)ゞ
流星どころか星も見えないほど明るい空になっていた。
 
携帯目覚しが鳴ったのか?、鳴らなかったのか?
未だ不明‥
 
 
 

2011年12月16日

冬の使者


 
ポカポカ陽気だった広島の瀬戸内沿岸でもやっと初雪。
 

そんなポカポカ陽気だった数日前、
山手を散歩しているとき雪虫が飛んでいるのを発見した。
北の国では雪虫が飛ぶと1週間以内に初雪が降る、と言われているそうだけど、
まさにその通りとなった。
あの小さな体のどこにそんな予知能力があるのか‥‥?
摩訶不思議!!
  
 

そして、もう一つの冬の使者は鵜
 ウミウなのかカワウなのかよく判らないけど、
1月程前からちらほらと宮島前の瀬戸に姿を見せていたが、
最近は群れを成している。
 
 
今日の一枚は、本日撮りたての鵜の群れ。
 
200羽程の鵜が牡蠣筏で休息中
   

  

2011年12月12日

モノクロームの尾道 其の五


『Google-Map: 尾道市東久保 』
 
 
 
ここは、尾道の浄土寺
 
尾道では、千光寺と並び有名な寺院
 
浄土寺といえば思い出すのが、
私が幼稚園だったか、小学校の1~2年生だったか、
遠足でこの寺へ行く際に、母がお米を一握り袋に入れて持たせてくれたこと。
 
浄土寺には鳩がたくさんいる寺として地元では知られていて、
その鳩たちへ餌やりをしてみんなで楽しめればとの思いで持たせてくれたもの。
 
よっぽど楽しかったのだと思う、
今でも覚えているんだから。
 
 
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そんな浄土寺での一枚。
 
寺院外塀と正装した僧侶の後姿
 
 
 

2011年12月7日

モノクロームの尾道 其の四



尾道のとある駐車場
 
偶然みかけた
 
表情豊かな野良ネコたちのショートストーリー
初の5コマしゃしん
 
つづきは、
撮りたてアルバムをご覧ください。
 
 
 

2011年12月4日

モノクロームの尾道 其の参


『Google-Map: 尾道市久保二丁目 』
 
 
ここは、尾道の歓楽街“新開”のど真ん中
 
広島市でいうと“流川”
 
壁面に古めかしい船の舵や浮、洋酒の看板、ボトル、素焼きの壺などが無造作に飾られていて、
1階には「頭上注意」の張り紙が‥
 
このお店の名前は、舶来居酒屋『暁』
 
といっても2008年に閉められたようで、
当時尾道の夜を代表するお店、モダンジャズの流れるショットバーだったようで、
店内通路の両側にはこの店を訪れた文化人、著名人の記念写真が
たくさん飾られていたとのことで
往時の賑わっていたころをしのばせます。
  

 

2011年12月3日

モノクロームの尾道 其の弐


『Google-Map: 尾道市久保三丁目 』
 
  
モノクロームの尾道
弐回目は、久保三丁目に祀られている『勇徳稲荷神社』の鬼瓦
 
鬼瓦といっても装飾は鬼じゃなく神様のような人物が見守っている。
  

この神様らしき人、
パッと見た瞬間、西洋人っぽい顔つき、
だけど
よく見ると和装というか日本神話などで描かれているような装い
 
ということは、日本書紀や古事記などに書かれてる神様なのか?

足元には滝‥いや渦巻いた雲、雲の上に乗っている
雲に乗っている、といえば孫悟空だけど、顔は猿顔じゃない。

それとも、昨年京都で見つけた屋根の上の守り神“鍾馗(しょうき)様”なのか?
 
2010.6月のblogでも触れた鍾馗様といえば、
 
地元尾道のべっちゃー祭りのヒーロー “ベタ” “ソバ” と “ショーキィ” こと鍾馗様


だれなのでしょう?
 
 
 
 


ブリキ(トタン?)製の電球傘もなかなかレトロ
 
 

2011年12月2日

モノクロームの尾道 其の壱


  
『Google-Map: 尾道市久保2丁目 』
 
 
モノクロ撮影に初チャレンジした。

以前1~2枚セピア色のものをアップしたけど
それはカラー撮影を変換したもの

この度は最初からデジカメをモノクロ撮影に設定してのチャレンジ
 
『モノクロームの尾道』最初の一枚は、
尊光寺の山門

山門とはいえ場所は平地、
山門の前には国道2号線と山陽本線が並行して走っています。

判りますでしょうか? 門前を通過する列車
尾道駅15:15発上り岡山行きでした。
  
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 『モノクロームの尾道』あと何枚かアップする予定だけど、
写真の善し悪しが全く判りません、、、、、
ので、暖かい目でヨロシク。
 

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列車繋がりということで、
 
私の大好きなカメラマンの一人
ゆる鉄写真第一人者の中井精也さんが
11/7から最北の地稚内から九州枕崎を目指して
『Dream Train』の旅をしております。
そんな中井精也さんが明日12/3『Dream Train』最終予定日に
ズームイン!!サタデーに出演される‥‥らしい。
  
                  『Dream Train』の詳細は
       ご本人のBlog 『レイルマン中井の1日1鉄
                                をご覧ください。