2013年6月29日

北の大地へ 2013 ~3日目~ 《小樽~新冠》

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3日目(6/15)、いよいよ小樽から最遠の地 羅臼に向け北海道縦断の旅スタートです
 
本日の目的地は牧場の町 新冠まで。
 
走行ルートは、小樽~余市経由赤井川村~支笏湖~苫小牧~新冠
 
 
赤井川村では、知人(といっても私は言葉も交わしたこともない方なのですが...)の別荘に図々しくお邪魔させていただきました。
 
 その別荘、四季折々に、また朝夕・天気により千変万化する大自然の景観を家に居ながら楽しめる大きな窓、
ご主人手作りのテーブルなどの木工家具を配した素敵なリビング、
そして広大な庭には新緑に輝く白樺、カエデなどの木々、足元には春を告げる白・黄・紫・・・色とりどりの草花
庭に見惚れつつ、広島ではまず口にすることのできないネマガダケなども美味しく頂きながら、ご夫婦の楽しいお話をお聞きしているうちに・・・アッという間の2時間。

夢のような別荘生活、羨ましい限りです。
大変お世話になりました。
 
 
さて、さて、今日の目的地 新冠に向け再スタートです。

赤井川村からメープル街道393(国道393号線)を南下し、町境となっている約2kmもある長い樺立トンネルを抜け倶知安町に入ると、いきなり威容を誇る羊蹄山が姿を現します。
 
稜線に沿って流れるような残雪模様がとても美しかったのですが、山頂が雲で隠れていたのがとても残念。
 
 
 
 倶知安町に入るとどこを走っていても羊蹄山が望めていたような気がします。
 
羊蹄山の麓、肥沃な大地で見つけた「9本の木」 ( “親子の木” ならぬ “家族の木” ?)

 
 
そして、「赤屋根の家」

 
 
倶知安町を抜け京極町まで来ました。
そろそろ羊蹄山ともお別れです。
最後まで山頂の顔は見せてくれませんでした。
 
  
 
そして、支笏湖畔、苫小牧、鵡川と走り抜け、JR日高本線の無人駅に寄りながら、
やっとサラブレッドの故郷新冠に。。。
時刻は18時、夕刻を迎えた新冠の草原と海の風景です。
ゆっくり日没まで観ていたいところですが、そうもいきません。
あまり遅くなると本日のお宿で食事ができなくなります。

 
 
夕景に後ろ髪を引かれつつ、そこから更に道道209号、通称サラブレッド銀座通りを山手に走ること20km、
霧が徐々に深くなってきました。
 
お宿のほんの少し手前、チェックインの時刻はとっくに過ぎていましたが、幻想的な牧場に思わず車を止めて撮影です。

㊟ 草を食む馬もお見逃しなく.....

 
本日の走行距離は280kmでした (^_^;)
 

 

 


つづく
明日は釧路に向けて走ります。
 

2013年6月27日

北の大地へ 2013 ~2日目~ 《舞鶴~小樽》

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2日目(6/14)、乗船した新日本海フェリー『はまなす』は、定刻0:30に舞鶴港を北の大地の玄関口 小樽に向けていよいよ出航です。
  
 
 
出航するなり前日の長距離運転(500km以上走行してました)の疲れで熟睡、
そして翌朝5時前には目が覚めるも、生産的なことなど何もすることの無いのんびり、まったりとした時間が過ぎていきます。
しかしながら、乗船して一番の楽しみが待っています。
それは、なんといっても
朝ビール!
 
絶対に車を運転することのできない環境で、正月並みに罪悪感にさいなまれることのない
朝ビール!
 です \(^o^)/
 
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下の写真が、船内唯一外の空気が吸える5F船尾のオープンデッキです。
このオープンデッキで飲むビールも最高


  
5Fのカフェです。

カフェといってもコーヒーなど注文しなくても自由に過ごせるフリースペースになっています。
また当日はこの場所で、バイオリンとチェロのミニコンサートも開催されました。

そして、このカフェの左隣りがオープンデッキとなっています。
  



10時すぎ秋田沖を航行するころ、小樽を出航した姉妹船『あかしあ』とのすれ違い。





20:45、定刻に小樽港へ到着です。


小樽駅近くのホテルへチェックインし、22時頃からの遅い晩御飯です。

左の写真は、晩御飯がわりに入った居酒屋『目利きの銀次』の壁面ディスプレイ。
トロ箱の横板を壁に貼り付けています。

明日からの旅行地としている根室・釧路の文字に惹きつけられ、思わずパチリ















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つづく

2013年6月26日

北の大地へ 2013 ~1日目~ 《廿日市~舞鶴》

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『北の大地へ』 1日目(6/13)は、舞鶴港までの移動日です。
 
自宅(広島県廿日市市)からフェリーが出航する舞鶴まで最短で400kmと少々。
 
なので、高速道路の経費節減を兼ねて、岡山県の津山から一気に鳥取へ北上し、
日頃なかなか行けない鳥取砂丘~餘部~丹後半島~舞鶴と海岸沿いのドライブと洒落こむことに!
 

 ≪穴見海岸≫
   津山ICを出て、JR因美線智頭駅、鳥取砂丘に立ち寄った後、車窓からの風景の美しさに
   思わず車を止めた海岸でした。
   瀬戸内では見ることができない岩礁風景が広がっていました。

 
 
≪餘部鉄橋≫
   餘部鉄橋改め、餘部橋梁です。
   以前(2008年)訪れた際には、まだ全て鉄の橋脚でしたが、橋脚がコンクリート化していました。
   
 
  
≪鎧駅≫
   駅舎も鉄路も写っていませんが、餘部駅の隣り駅 鎧駅2番ホームの真下に望む港の景色です。
   フェンスも何もない眼下の風景、ホームにある木のベンチに座れば非日常の景色が広がります。

 
 
≪伊根の舟屋≫
   明るいうちに到着予定だった、というよりも舟屋の建ち並ぶ風景を妄想していた伊根、、、、、
   なんと到着したのは舟屋も何も見えなくなった20時前。
   舟屋の替わりに月が顔を覗かせてくれていました。   

  
 
≪舞鶴港≫
   22時過ぎ、やっと目的地の舞鶴港に到着です。
   すでに港には、乗船する新日本海フェリーの “はまなす” が入港していました。
   2時間後、0:30出航です。



つづく

2013年6月25日

北の大地へ 2013 ~序章~

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6月13日~24日、北の大地 北海道にでかけてきました。
2年ぶりの北の大地です。
 
移動手段は2011年の渡北同様、愛車を連れてのツーリングです。
  
 
旅行先のメインは、まだ足を踏み入れたことのない道東に、
と漠然と決定したものの
フェリーの着港・出港地 小樽からの移動距離を調べてみると青ざめるほどの長距離。

釧路に行くのなら根室も、
根室に行くのなら羅臼も、
『決して欲張った計画じゃない!』と自分に言い聞かせながら
最小限の移動距離にも関わらず、
数日だけならまだしも毎日のように300km前後、日によっては400kmの走行となりました (>_<)ゞ
そして、地元の方からお聞きした自動車走行時の注意事項は、
「スピード違反と鹿の飛び出し!!
“ネズミ◆◆” だけじゃなくて、 “覆面◆◆◆◆” もたくさんいらしゃるそうで、
また、巨大なエゾシカにでもまともにぶつかろうものなら車が大破するらしい (>_<)
 
ということなので、安全運転に心がけました、
曲がり角も見えないほどの直線道路でも、
次々と追い越されても、
宿のチェックインに遅れそうでも、
安全運転に心がけました ^^



 
 
◆主なルートは・・・
  6/13 廿日市市(自宅)~舞鶴
  6/14 舞鶴(フェリー)~小樽
  6/15 小樽~新冠
  6/16 新冠~釧路
  6/17 釧路~根室
  6/18 根室~羅臼
  6/19 羅臼~弟子屈
  6/20 弟子屈~富良野
  6/21 富良野~美瑛
  6/22 美瑛~小樽
  6/23 小樽~舞鶴
  6/24 舞鶴~廿日市市


只今、撮影した写真を鋭意確認中。。。
なので、
先ずは “序章” として、旅行同行者全員(二人と1台)が写っている一枚を。
 
  
 

【撮影 : 6/16 05:20  新冠町新栄 新冠飛行場付近 】
 

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2013年6月12日

北の大地の記憶 PART.4



『北の大地の記憶』シリーズ
最後は“農地”の記憶です。

先ず最初の写真は、“農地”というより“牧草地”
宗谷本線に寄り添うように走る国道40号線沿いにも広大な牧草地が広がっています。

いたるところで、トラクターにより刈り取られていたり、白や黒のラッピングされた“ロール君”の姿をみることができました。
 
【撮影 : 2011.07.18】
  


  

広大な農地に僅かに芽吹いた新芽の描く模様、
機械に頼らざるを得ない広さですが、人手による愛情も欠かせないようです。
草取りでしょうか、おばちゃん?たった2人で黙々と鍬をふるっていました。
気の遠くなるようなお仕事です。
 
帯広にて  【撮影 : 2010.05.31】



最後は、美瑛です。

 
撮影地は、北西の丘展望公園の近くだったと思います。

美瑛には赤い屋根がよく似合います。
畑が描く緩やかなラインも魅力的です。
 
【撮影 : 2011.07.17】





写真をクリックし大きな画像でご覧ください。





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さて、いよいよ明日、北の大地に向けて出発です。
 
心配だった台風3号は、進路が外れて一安心、
なのですが、
北海道の天気が思わしくありません。
週間天気予報では、ずっと曇りか雨模様、
天気予報も外れてくれることを願うばかりです。


2013年6月10日

北の大地の記憶 PART.3


PART.3は、北海道で出会った馬たちです。
 
上の写真は、サラブレッドたちの故郷日高地方、新冠町の牧場で撮影した一枚です。
 
大きな牧場の中を親子馬が仲良く連れ添っている姿が思い出されます。
 


そして、下の写真は、帯広ばんえい競馬場内で早朝トレーニング中の“ばん馬”です。
体重はサラブレッドの2倍ほどもありそうなその雄姿は圧巻です。

 
 

最後は、新ひだか町の牧場「ライディングヒルズ静内」で撮影させていただいた一枚です。
 
厩舎に近づくと窓から馬たちが顔を出してくれます。
 
 お気に入りの馬がこちら、
なんといってもチャームポイントは、やさしい瞳と不揃いなおかっぱヘアー


 
 
 
【撮影 : 2010.05月】

   

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台風が接近しております。
6/13北の大地へ出発予定ですが、なんで選りによってこの時期に・・・
 
フェリーが出航できるか、、、、心配です (>_<)
 

2013年6月7日

北の大地の記憶 PART.2




記憶に残る北の大地Part.2は、サイロのある風景。
 
 

 
最初の写真は、日本最北の木造駅舎『抜海駅』に向かう途中、稚内抜海村を走る道道510号でみつけたサイロと腰折れ屋根。

撮影 : 2011.07.18










そして、十勝平野のど真ん中、士幌町で見つけたサイロ。
 
 
既に現役を退き、使われている様子はありませんでしたが、取り壊されることもなく、堂々とした姿は酪農王国十勝のシンボルなのかもしれません。
トンガリ屋根の形といい、屋根裾のレンガ装飾といい、かなり手の込んだ造りになっています。

 
 
撮影 : 2010.05.29

2013年6月5日

北の大地の記憶 PART.1

  
宗谷岬に向かう途中、宗谷湾で撮影した小さな漁港の風景です。
 
海岸の草むらに無造作に岸に揚げられた小舟と、干場に並べられた昆布、
山には風力発電の風車があちらこちらに立ち並んでいます。

 
 
 そして、下の写真が宗谷岬の屋根、宗谷丘陵です。
ここ宗谷丘陵は、先夜たまたま行った居酒屋のお客様に教えていただいた所。

「宗谷近辺でお薦めの場所は?」
即答でした。
「それだったら、宗谷丘陵へ 絶景です!!!!


行って見ました。
 
絶景でした。
 
距離感が失われます。
 

少し霞んでいて残念でしたが、遠くには宗谷海峡も望めます。


 
撮影 : 2011.07.19



2013年6月4日

北の大地へ 再び


6月13日、北の大地に向かうこととなりました。
いよいよカウントダウンです。
 
北の大地への交通手段は、2年前と同じく新日本海フェリーによる舞鶴⇒小樽ルート。
 
この度の目的地は悩みに悩み、悩んだ末
まだ一度も行ったことのない道東、
釧路、根室、羅臼方面
富良野・美瑛
に決まりつつあります。
  
  
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ということで、新ネタもあまりない今日この頃、
 
北の大地へ向かうまでの間、 “パソコンのこやし” になりつつある
北海道で撮影したものを何枚かアップしていきたいと思います。
 

まず初回の写真は、
早朝の新日本海フェリー船上から。
 
能登半島沖に差しかかったころ、日の出を迎えます。
 
撮影 : 2011.07.13 05:30頃