2010年2月26日

県北の春

<絞り:f5.6 スポット測光:+0.3EV 1/100秒 ISO100>

 
庄原市総領町でセツブンソウ<節分草>の自生地が2/13から公開されています。
 遅ればせながら昨日2/25総領町に行ってきました。
 総領町の道の駅“リストアステーション”ではセツブンソウに関する情報提供など行っていて自生地公開マップも入手できます。
 公開されている場所は7箇所、マップを手に今まで行ったことのない場所、「③黒木陸烝宅裏」と「⑥谷山勝登宅東」へ。
 
 セツブンソウは花径3cmぐらいでしょうか、とても小さな花ですが、白い花びら(本当は“がく”とのこと)が普通5枚なのですが、4枚だったり八重だったり、赤い色が付いていたりと変わり花もあり、写真の中にも1輪花びらが4枚の花が写っているのがありました。
 

 総領町へ到着したのが9:30頃、撮影が終わったのが12:40 3時間以上中腰になったり、寝そべったり、膝立ちになったり……、また、総領町のあとに隣町の三次市吉舎町へも行き、ユキワリイチゲ<雪割一華>とセリバオウレン<芹葉黄連>も撮ったりで、今日は筋肉痛です (´_`。)
 
 NPO法人節分草保存会の皆様お世話になりました。
来年も可愛い花を咲かせてください。
 
 

2010年2月24日

猫の駅長



 可部線の安野駅をご存知でしょうか?

 2003年に可部線は、可部駅より北部に伸びる三段峡駅までの区間が廃線となりました。

 

 その廃線区間に安野駅がありました。

 当時は花の駅として有名で、春には桃・レンギョウ・桜の花が同じ頃に咲き多くの鉄道ファン、観光客が訪れていました。

 

 それから、安野駅でもうひとつ有名だったのが“猫の駅長”!

 無人駅だったのですが、数匹の猫がボランティアで駅長・駅員を勤めていました。

 

 写真は、2002年4月の撮影、廃線になる1年前です。
(フィルムスキャンしています)
駅構内1番ホームでの撮影、カメラ目線で凛々しい姿の駅長でした。

 

 

 猫の駅長、現在は岡山の吉ヶ原駅の駅長“コトラ”が有名ですが。


2010年2月22日

チチヤスハイパーク

<絞り:f2.8 露出補正:-0.5EV 1/180秒 フジクロームプロビア100F>


 チチヤスハイパーク(現チューピーパーク)は梅の名所だった。
 今頃の季節になると中国新聞にカラー写真付きで開花状況が記事になっていた。
 
 数年前に台風により梅林が大打撃を受けそれ以来記事にもならないし、チチヤス乳業が経営不振となり、中国新聞が買い取り、公園の名称もチチヤスハイパークからチューピーパークに変更となりました。
 
 今でも梅は咲いているが、やはり以前ほどではありません。
 
 この写真は、平成15年2月チチヤスハイパークと言われていた頃に撮ったもの
現用のデジタルカメラではなくフィルム撮影です。
 
 
 実は、PCが故障し、只今メーカへ出張中 (´_`。) 
 なので、以前に使っていたPCに保存していた昔の写真を引っ張り出して投稿です。

 

2010年2月20日

龍頭山の冬


<絞り:f9 スポット測光:0.0EV 1/60秒 ISO100>




広島県北広島町の豊平、達磨 雪花山房のそばを食べ、もう1つの目的「龍頭山」に登った。

龍頭山は豊平を代表する山、山頂まで行けば遥か瀬戸内、宮島まで見渡せる。

登ると言っても、山頂付近まで車で行ける。

年に1、2度 毎年のようにここへ来るが、2月は初めて。

梅雨時には山紫陽花、夏にはオカトラノオ、秋口には真っ白な花を咲かせる蕎麦畑などなどたくさんの花々が迎えてくれる。

麓にはほとんど目立たなかったが、山頂手前約1kmまで登ると道路にも雪が残っていて、雪道仕様となっていない愛車のタイヤが路面で空回りするようになり、徒歩で山頂へ。

この季節訪れる人もほとんどなく、登山口付近には「熊に注意」の立て看板もあり、腰には昨年用心のため広島の好日山荘で買った熊鈴を着け、カメラを首に、三脚は肩に担ぎ冬景色を楽しんだ。

歩き初めて100mも行かない所の斜面に大きなツララを発見しパチリ。

今まで見た中で一番大きなツララでした。
 

2010年2月19日

達磨 雪花山房


<絞り:f13 スポット測光:+2.0EV 1/640秒 ISO125>
 


 先日、広島県北広島町の豊平に行ってきました。


 目的は2つ、先ず1つ目は、「達磨 雪花山房」のそばを食べること、2つ目は龍頭山に登ること。


 “達磨 雪花山房”は知る人ぞ知る そば通の聖地、主の高橋翁は日本でも屈指のそば打ち職人、そばの生産地である豊平町からの熱い誘いによりこの地に店を構えたようです。


 そのお店 雪花山房、豊平は民家よりも山や田畑が大部分を占めるとてもローカルなエリアですが、その豊平のなかでも町外れ、名前のとおり山の上、道中こんなところにお店があるんかいな?と思える場所にお店があります。


 お店に着いたのが12時過ぎ、既に満席の様子で外にも何名かのそば通のお客が順番待ちの状態、県外からの車も何台かありました。

で、その待ち時間に撮ったのがこの写真、お店の周りには落葉樹、竹林と自然がいっぱいです。

 

30分ほど外で待ってやっと念願のそばが食べれる。

メニューは“もりそば”のみ、
椅子に座るや否や高橋翁の弟子と思われる人がやって来て、
「何にされますか?」じゃなくて
「何枚にされますか?」


2枚完食、でも欲を言えばあと2~3枚は食べられそうな…
できれば、大盛り とか 特大盛り とか
もっとできれば、てんぷらそば とか 素そば とか 山かけそば とか
もっともっとできれば、おむすび とか 炊き込みごはん とか
あれば私的に申し分ない気がした。

味は最高に美味しかった!! 
 のだと思う……

 

龍頭山の写真はまたの日に

2010年2月16日

350円


<絞り:f7.1 スポット測光:+1.0EV 1/125秒 ISO200>


 このブログに何度か書いている廿日市市大野町にあるチューピーパーク、毎週土日に“ちゅーピーゆうき市”が開催されています。

 

 私も家人と一緒に毎週のように出かけて、野菜や魚を買っています。

特に安い訳ではないのですが、露店のように会場ぐるっとお店が並び対面販売が面白いのか、お祭り気分になるのかなんとなく毎週のように出かけています。

 そこで衝動買いしたのがこの350円のチューリップ。買ったのは3週間ほど前ですが、チューリップとしては少し早い開花となりました。

 

 いつもはベランダへ出していますが、寒~い夜は部屋の中へ。

少々過保護です。


2010年2月15日

枯れても


<絞り:f4.5 スポット測光:+1/3EV 1/640秒 ISO400 50mマクロレンズ>


 広島県県北の吉和にある「もみのき森林公園」での一枚。

 


 紫陽花と思われ、開花から既に9ヶ月、風雪にも耐え、花弁の一部を虫に与えてもなお咲き続けていました。

 あとひと月もすれば若葉が芽吹き、土に帰る時を静かに待っています。

2010年2月14日

小さな春


<絞り:f3.2 スポット測光:+1.0EV 1/80秒 ISO200  50mマクロレンズ>


 ここ数日暖かい日和で、梅の花も瀬戸内沿岸部では、梅の花があちこちと目立ってきました。今日、廿日市市大野町にあるチューピーパークに行くと、紅梅が数本満開になっていました。

 


 今日の一枚はコハコベ。 

 ハコベの仲間も数種類あるようだが、ハコベより一回り小さい“コハコベ”、花の大きさは5mm程度。ほとんどの人には見向きもされない花だけど、よ~く見ると純白の花が清楚でかわいい。

 春の訪れをしらせてくれる花です。


2010年2月12日

足下の春


<絞り:f4.5 +0.5EV 1/90秒 ISO400 50mマクロレンズ> 




 今朝の中国新聞に広島県庄原市総領町の節分草を明日から公開するとの記事が出ていました。

 温暖化の影響なのか、例年より1週間ほど開花日が早いとのこと。
私も、今までに2回ほど行きましたが、今年も来週あたり是非行ってみようと思っています。

 直径2~3cmの白い花で、名前のとおり節分のころに咲き春の訪れを告げる花です。


 今日の一枚“オオイヌノフグリ”も春先に咲く花のひとつ。花は節分草よりもっと小さく7~8mmくらいでしょうか、日当たりのいい道ばたなどによく咲いていますが、散歩をしていても足元をよく見ていないと気がつかないかもわかりません。

 写真を撮る時もカメラを地べたに着けて、アングルファインダを覗きながらパチリ…


 この“オオイヌノフグリ” という名前、ちょっと可哀そうな名前ですが由来はというと?

2010年2月11日

群泳



 廿日市市の地御前漁港へ夕方、牡蠣を買いに出かけたときに撮った一枚です。


 結局、牡蠣のお店…とはいっても牡蠣業者が牡蠣打ち場に店舗を構えていて牡蠣しか売っていませんが安くて(600g=大粒1000円、小粒500円)打ち立て新鮮で旨い…は、行くのが遅すぎて既に閉まっていたのですが、そのお返しでしょうか、鴎が夕焼けに染まる大空を気持ちよさそうに群泳してました。


2010年2月10日

航跡


 昨日に続き、広島県呉市安芸灘諸島の豊島 十文字展望台からの夕景です。


 眼下に木も生えないほど小さな、しかし存在感のある岩礁があった。


 夕方だからなのか、潮流が速いからなのか、豊島の近くには船が走っていないなか、その岩礁の沖をやっと一艘の漁船が通り過ぎ、あっという間に巨大な雲の影に吸い込まれ、残された航跡だけがゆっくり左右に広がっていきました。




2010年2月9日

光と影



 安芸灘諸島の豊島 十文字展望台(標高:300m)からの日没前の風景。

豊島は周囲約10kmの小さな島ですが、展望台はここ十文字展望台と空海展望台と2カ所あります。

地元の人にどちらが海がよく見えるか聞いてもはっきりわからない。

とにかく行ってみよう!と車を走らせたのですが、展望台まで3~4kmの細い農道、離合が困難な道がズ~~と続きます。

農道の脇にはみかん、ハッサク、ポンカン、レモンといろんな柑橘類が手を伸ばせばすぐ採れるほど。

 この十文字展望台は、円形の王冠のような形をしていて上がればぐるっと360度瀬戸内のすばらしい景観が楽しめ、ここまでの行程を考えると予想外にきれいに整備された場所でした。

 写真は寒風吹きすさぶ展望台から下蒲刈、呉市川尻方面を望む日没直前の風景です。

2010年2月7日

ガサガサ



 進化した鷺を見つけました。


 「釣りバカ日誌」の遊漁船船頭役ハマチャンの隣人、中本賢さんで有名な川遊び「ガサガサ漁」を干潟の水たまりで白鷺がやっていました。


 しきりに足でガサガサをして海藻の下に隠れている小魚や小エビを追いかけているのです。

 白鷺からすれば一所懸命なのでしょうが、その所作が滑稽でもあり、鳥によるガサガサ漁は初めて見ました。


 ちなみに撮影場所は宮島大鳥居のほんの近く。夕景を撮るために出かけたときの1コマです。





2010年2月5日

金色に染まる


 昨日に続き、広島県能美島砲台山山頂(標高:401.8m)からの一枚です。

 夕暮れ時、眼下に広がる瀬戸の海原が金色に染まります。
 
 

2010年2月4日

瀬戸内の鯨



瀬戸内夕暮れ時、潜水艦が海原に静止していました。


故障したのか、訓練なのか?

よ~く見ると甲板に船員が出て何かしているが、ここからは何をしているのかは判る由もありません。



撮影場所は、江田島市の能美島砲台山(三高山)の山頂、正面の島は阿多田島です。


軍港呉、古にはロシアのバルチック艦隊の入港阻止するために湾内に砲台を数か所設置しました。結局1発も発射することは無かったようです。



ここ砲台山は、大砲こそ残っていないものの砲座跡やレンガ造りの倉庫等が残っていて、現在は砲台山森林公園(創造の森)として、ちょっとしたドライブコースになっていてます。




なんといっても山頂からの瀬戸内海を望む景色はバツグンです!

特に日没間際、瀬戸内が金色に染まります。


2010年2月2日

まっすぐ


 昨年3月に北海道旅行した時の1枚です。

 オホーツク海を望む釧網本線、網走駅~知床斜里駅へ向かう途中、原生花園駅近く、正に北海道、まっすぐな線路に感動!!

 北海道初の列車旅、1両編成の最後尾を一人占め、流れ行く冬景色を満喫しました。