2010年10月10日

最後の稲刈

<絞り:f9 測光:スポット 露出補正:0.0EV 1/6秒 ISO100>
 
撮影場所⇒『広島フォト散歩map: 安芸太田町中筒賀井仁
 
 
秋の里山風景を求め、秘郷の棚田井仁へ行った。
 
今年の5月1日に訪れた時には、代搔きされて田植えの真っ只中だった。
『5/5 秘郷 井仁の棚田』をご覧ください>
 
あれから5ヶ月とちょっと、
稲刈りも終わり殺風景な棚田が広がっていた。
 
稲刈りは終わっていることは想定していたのだけど、
はぜ掛けされた田んぼの畦に彼岸花が咲いているかも?
と、淡い期待を込めて訪れた。
 が、はぜ掛けもほとんど無く、畦には彼岸花も咲いていない。
ちょっと、いや かなり残念……
  
とは言え、せっかく来たのだからと気を持ち直し、
のんびり棚田をぐる~と探索
 
道沿いに僅かに咲いている彼岸花、秋桜や蜻蛉などを撮りながら、
棚田の一番奥に差し掛かったところで見つけました、
井仁棚田最後の稲刈り、しかも機械じゃなくて鎌での稲刈り。
 
稲刈りしているおじさんに
「写真撮らせていただいてもいいですか?」
というと
「どうぞ、どうぞ! すきに撮りんさい」
と快諾のご返事
私「もうほとんど稲刈り終わったんですね」
おじさん「これが(井仁で)最後の稲刈りじゃけぇ! もうみんな冬眠の準備をしょうるんよぉ」
私「すばらしい風景ですね、全国から観光客が訪れるんでしょうね?!」
おじさん「棚田百選に選ばれとるけんね。あんたはどこから来たん?」
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おじさんは、会話しながらも淡々と
稲を刈り、
クルクルっと1~2本の藁をないで、
稲を束ね、
はぜ掛け
する様子を20枚ほど撮らせていただきました。
ありがとうございました。
 
  
今度は田植え後か、稲穂が頭を垂れている頃伺いたいものだ。
 
 

2 件のコメント:

  1. 今使っているバインダーは27年前に買ったモノ。
    それまでは、やっぱり鎌で稲刈りをしていた訳で。
    まさに、昭和の原風景だと・・・。

      ありゃ?

    ハゼ足がスチール製ぢゃありませんか?
    ウチのは、竹とか木を組んでやってます。
    スチール製だとスピーディーにできそう。
    それ、欲し~い! 

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  2. 大番頭 御中
     あちゃ~~
    流石、大番頭米のオーナー。
    わかっちゃいました?
    はぜ掛けの足が木製じゃあないの。
    ちょっと不自然というか、せっかくの鎌での稲刈り今一 風情に欠けるというか、
    UPする写真を選定する時、心に引っかかるものがあったんじゃけど…… つい鎌刈りの魅力に負けちゃって
     
     ところで、この2段式横幅伸縮自在はぜ掛脚立3点セット(メーカ5年保障付き?)欲しいんじゃったら、紹介しょうか?!

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