撮影場所⇒『広島フォト散歩map:宮島 もみぢ谷道標 』
撮影場所⇒『広島フォト散歩map: 宮島 豊国神社落彫り 』
宮島の秋には直接関係ないけど、
先日宮島へ行った時に見つけた“時”を感じた写真を2枚。
先ず上の写真…
紅葉谷の入口、もみじ橋の少し手前に
『 右 もみぢ谷道 』 と彫られた道標と思われる石柱が道路脇に横たわっている。
風水害により倒れたものなのか、上部“右”文字の1/3から上が欠けている。
現在、それに代わる木製の道しるべがいたる所に立ててはあるが、
この道標も古には多くの参詣客にもみぢ谷を案内したものと思われ、
道の一部と化してる姿がちょっと可哀そうに見える。
土に埋もれている部分には別な文字が隠れているかもしれない。
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そして2番目の写真…
落書きならぬ“落彫り”
『千九百五十三・十月十七日 長崎県立……』と
かなりの時間をかけたと思われる入念な落彫り
見つけた場所は、「豊国神社」
あの戦国武将豊臣秀吉公が建立し、
重要文化財にもなっている通称『千畳閣』の太い柱。
千畳閣の床は地面から2mほどの高さがあって、
南側廊下の下は、通り抜けできる通路になっている。
その通路内にあるわ・アルワ・ARUWA、無数の落書き・落彫り
1953年に落彫りをしたと思われる多比良分校、調べて見ると
1949年:島原高等学校の分校として設置
1956年:国見分校に改称
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とあり、彫られた年と名称は辻褄があっているようで
また、彫った月日が10/17、撮った月日10/16
計算が合っていれば、丁度56年と365日目、
ちょっと気持ち悪いようでもあり、
今では(昔も?)許されるようなことではないけど、
私が生れる前、当時の情景を想像しながらタイムスリップしてみるのも悪くない。
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