2010年5月5日

秘郷 井仁の棚田

<絞り:f9 測光:中央重点 露出補正:0.0EV 1/125秒 ISO100>
 

廿日市市阿品⇒吉和⇒安芸太田町筒賀⇒北広島町豊平ルートの

ドライブ日記第3回目

 

今日の一枚は筒賀の井仁(“いに”と読みます)

吉和から国道186号を筒賀川沿いに東へ向けて走らせていると

戸河内インタの手前で“井仁の棚田は右折”との案内があった。

 

今年の3月に能登半島へ旅行に行った時に訪れた

“白米の千枚田”の風景が脳裏をよぎり、

能登の棚田を見たのに お膝元広島の棚田を知らんかったら

いけんじゃろう!と思い反射的に右折。

 

右折した道は県道303号線、民家も疎らなこの地域、直ぐ着くと思いきや

途中の案内板を見ると3km先とのこと。

上り坂の山道、思いの他きれいに整備されていて道幅も離合十分なのだけれど

「ほんまにこんなところに棚田があるんじゃろうか?」と疑いたくなるほど

山頂に向けてどんどん上る。



やがて、上りきったところで離合困難な細い200mほどあるトンネルを抜けると

いきなり目前に桃源郷のような田園風景が広がった。

先人たちがどのようにして、この地に住み着いたのか、と思わせるほど

隔絶された地と思われ……

 

井仁の棚田をWEBで調べると井仁在住の方が

すばらしいHPを開設していたので紹介させていただきます⇓


井仁地区の歴史、写真、道順 等々紹介されている。

 

山の斜面に合わせて形作られた不揃いに重ねられた田んぼには、
 
水が引かれ田植えが始まっていた。

 

それから、上記HPで知ったのだけど、

棚田の石垣ですが古いものは500年ほど遡るとのこと。

写真をよ~く見ると上下・左右石垣ごとに様子が違うのがわかる。

  

  これで“日本棚田百選”2つ目制覇

3つ目はどこになるのか?!

 

 

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