<絞り:f10 測光:分割 露出補正:0.0EV バルブ撮影 140秒 ISO100>
撮影場所⇒『広島フォト散歩map:廿日市市 阿品』
あと1週間後、宮島の夏の大イベント花火大会が開催されます。
開催日は毎年決まって8月14日
宮島花火の呼び物は“水中花火”
海上に設営された浮箱舟から、名前のとおり海中に花火玉を投げ入れます。
投げ入れた次の瞬間、大音響とともに海面に扇を広げたような大輪の花火が開花します。
当日、宮島の島内はもちろんのこと、
対岸にも多くの見物客が押し寄せ、私の地元阿品の海岸ペリにも屋台が並び
明るいうちから場所取りで打ち上げ直前にもなると立すいの余地も無くなるほどです。
それから、もうひとつ
海にも数えきれないほどのボートやヨット、漁船、観光フェリー、クルーザーなどの船が
各地から押し寄せます。
花火が打ち上げられる頃には、宮島の鳥居沖には船の燈火が寄せ集まり、
海上に幻の都市が浮かび上がります。
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今日の一枚は、そんな宴の後、帰途に就く船の航跡を撮ったものです。
花火が終わるや否や、
寄せ集まった船は蜘蛛の子を散らすように来た航路をたどり、
海上の幻都は泡沫の夢のように消え去ります…
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