<絞り:f6.3 測光:中央重点 露出補正:+1/3EV 1/125秒 ISO100>
少し古い話になるけど、
2007年8~9月に
NHKの「知るを楽しむ~この人この世界~」という番組で
“虫の目になりたい”というタイトルの放映があった。
昆虫写真家 栗林 慧(くりばやし さとし)さんの撮った写真や映像、
また人となりなどが紹介された。
その内容は部分的にしか覚えていないのだけれど、
当時、尾道へ行った時に時間潰しで入った書店 啓文社で
たまたまその番組の本(650円でした)を目にし衝動買いした記憶がある。
数日前、その本を書棚でまた、たまたま見つけ再度それを読み返している、
と言っても当時いつでも読めると思い斜め読みしただけで終わっていた。
この栗林さん、
( ↑ クリックしてみてください)
など昆虫のアップを自家製レンズにより“虫の目”で見える風景を再現し、
一躍有名になりました。
なんとも不思議な写真です。
超近距離~遠景までピントが合っている。
バッタがまるで人ほどの大きさに見える。
マクロレンズなどで近くにピントを合わせると遠景(数cm先から)はボケてしまう。
と、いうことでその数cm先からボケてしまう悪い見本?
(私はこれで気にいっているのだけど)
の写真を一枚。
バッタの赤ちゃんです。
大きさは1cmぐらいだったと思います、
ハコベやイヌフグリなど小さな花を例の如く突っ伏して撮っている時に
草の根元をうろうろする小さなバッタを見つけました。
背中の羽もまだ生えてなく、
しかしイッチョマエに後脚でピョ~ンと数cm飛び跳ね、
「もうワンポーズを!」とバッタにお願いする前に見失ってしまいました。
それから余談だけど、この栗林さん
蟻の巣穴の中の様子を撮りたいが為、
巣穴に沿って3mもの穴を掘ったそうです。
凡人の私はそういうことも思いつかないし、穴掘りもできない…
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