2012年9月12日

初秋の尾道 そぞろ歩き ~その弐~

  
尾道気の向くまま、足の向くままのそぞろ歩き
 

前回(~その壱~)の撮影場所から1~2分、
小さな雁木の石段を降りると沖堤防で囲まれた小さな漁港にでる。
 
そこで、
船釣りからの帰りなのか  数本の竿と重そうなクーラーを持った釣り人とすれ違い
私が 「チヌですか?」
って聞くと、
少し嬉しそうな顔で 「アコウ!」
と予想外な答え
 
広島方面ではまず釣れない高級魚で
ここ備後でも10年ほど前には幻の魚と言われていた。
 
私が思わず手を5~60cm広げて見せると
釣り人は 「30cmぐらい‥‥」
と控え目な返事
 
クーラーの中に納まっているアコウを見せて貰いたかったけど、
そこまでは言えないまま、釣り人は行ってしまった。

一度は釣ってみたいアコウ‥‥
釣り味、食味ともに最高の
5~60cm‥  いや30cmでもいい アコウ
 
  

写真はその漁港で撮った係留用の浮に留まりつつ
こちらを警戒している
ペンギンっぽい顔つきのゴイザギ
 

 
 
200mほど海岸沿いに歩いていると
映画『転校生』(昭和57年公開)のロケ地となった
尾美としのり扮する“斉藤一夫”の住んでいた家が見えてくる。
 
尾美としのり、と言えば
2010年尾道で大ブレイクしたNHKの連続テレビ小説『てっぱん』で
 寺の住職役で出演したのは記憶に新しい。
 
 
写真の左に写っているのがそのお家
セットとかじゃなくて実際の民家を撮影に使われたようで
現在もほぼ当時のままの様子で普通に住んでおられるようだ。
  
 
 
道路脇には漁業で使う手押し車や網などが
雑多に置かれていて尾道らしい風景が広がる。
   
  
 
 
撮影場所はここです。
 
  
 次回もこの漁港風景です。
 
つづく
 
 
 

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